要注意‼︎管理栄養士が教える熱中症対策
こんにちは。フリーランス管理栄養士の上原花菜(@kana_nrd)です。
毎日暑い日が続きますね!
連日ニュースなどで「熱中症に警戒しましょう」と聞きますが、具体的には何をしたらいいのでしょうか?
管理栄養士が熱中症予防に大切な食事のポイントを解説します。
熱中症予防に大切な食事ポイント①水分
熱中症予防に水分補給が大切、というのは当たり前のことですよね!
でも、熱中症予防には食事もとても大切です。
まず、食事に含まれる水分に注目しましょう!
一般的に食事に含まれる水分は1ℓほどと言われています。
ですが、食事内容によって大きな差があります。
例えばご飯と味噌汁 と パンとコーヒー の食事ではどちらが多く水分を含んでいるでしょうか?
もちろんご飯と味噌汁ですよね。
ご飯には多くの水分を含みます。
また、味噌汁は適度に塩分をとることができ栄養も補給できます。
水分たくさんとろうと思ってもなかなか飲めないこともありますよね。
一汁一菜なら無理なく水分をとることができます。
暑くなると食欲がない、という方もいると思いますが、パンだけ、お菓子だけ、といった食事はNGです。
食事も大事な水分補給だということを忘れないでくださいね。
熱中症予防に大切な食事ポイント②栄養
熱中症予防に大切なのは水分だけではありません!
汗で失われる栄養素を補給することも重要なポイントです。
汗で失われると言えば塩分(ナトリウム)ですよね!
塩分を補給するのももちろん必要ですが、塩分同様ナトリウムも汗と一緒に失われます。
カリウムは細胞内液に多く含まれており、失われると細胞内が脱水症状になってしまいます。
カリウムは海藻類や野菜や果物、芋類などに多く含まれています。
カリウムは水に溶けやすいので、汁物にして汁ごととると水分と一緒にとれるのでおすすめです。
また、汗で水溶性ビタミンも流出してしまいます。
特に意識的にとりたいのはビタミンB1です!
ビタミンB1は糖質の代謝を助け、不足すると疲れやすくなったりしてしまいます。
豚肉や大豆、きのこ類などに多く含まれます。
特別なものではなく、普段の食事から栄養をしっかりとりましょう。
熱中症予防に何を食べたらいい?
熱中症を予防するために大切な食事のポイントについて書いてきましたが、実際何を食べたら良いのでしょうか?
もちろんオススメはご飯と味噌汁です。
でも、夏は温かいご飯と味噌汁はちょっと…という方もいると思います。
麺類が食べたい時は、野菜とタンパク質もしっかりとりましょう。
熱中症予防には特に朝食が大切です。
寝ている間には多くの水分が失われます。
水分が身体に浸透するまでには時間がかかるので、朝食での水分補給が欠かせません!
朝は時間も食欲もない…という方も多いですよね☹️
つい朝食抜き、なんてことにならないように前日の夜に準備しておきましょう🍚
わたしのオススメはおにぎりです🍙
おにぎりは冷たいままでも美味しいので、暑い日の朝でも食べやすいです😚
具をたっぷり混ぜ込んだおにぎりは栄養も補うことができます👌
バリエーションは無限なので、どんなおにぎりを作ろうか考えるのも楽しいですよ✨
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